完全呼吸法とは

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完全呼吸法と呼ばれる呼吸法がある。

 

人間の呼吸には胸式呼吸・腹式呼吸・皮膚呼吸という三つの呼吸があるが、胸郭主体の呼吸が胸式呼吸、横隔膜主体の呼吸が腹式呼吸だ。

 

胸郭主体の呼吸というのは、肋骨部分が前後左右に広がって息を吸い、息を吐いたときに肋骨部分が元に戻る呼吸。

 

横隔膜主体の呼吸というのは、横隔膜を下げて息を吸い、横隔膜を上げて息を吐く。

 

男性は普段、横隔膜主導の呼吸をしている。

 

一方女性は子宮があるために胸郭主導の呼吸になるのだが、両方とも使って呼吸しようと言うのが「完全呼吸法というものらしい。

 

これは、全身を使った呼吸法で、とある本には、

  1. 胸を広げて吸う。

     

  2. 背中を広げて吸う。

     

  3. 脇腹を広げて吸う
  4. 下腹を広げて吸う。

     

という風に、背骨の回り全てをふくらませて、正中線まわり360度全部で空気を吸うとか言うのが載っていた。

 

一方、火の呼吸の本では確か、肛門と会陰部・性器を同時に引き上げるようにして、下腹も絞って息を吐いてくとか。

 

ヨガの場合は、とにかく吐ききる事に重点があるようだ。

 

下腹を締めて鼻から息を吐ききる。

 

肩に力が入らないよう、肩が上がらないよう。

 

呼吸は主に横隔膜の仕事だけれど、肋間筋(肋骨の間にある筋肉)も呼吸に関係があるので、これもしなやかに動かして呼吸する。

 

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