太極拳の健康効果記事一覧

太極拳は健康に良いという。でも具体的に、どういう健康効果があるのか。太極拳の健康効果で一番よく言われるのは「転倒防止効果」というやつだ。太極拳を練ることによって転びにくくなるし、転びかけても大けがしなくなると言う。転倒というと、年寄りにとっては命に関わる事故である。若い人にはピンとこないかも知れないが、老人のケガや事故で一番多いのがこの転倒というやつで年をとると何の段差が無くてもつまづいて転んでし...

年をとると怖い転倒。年をとると柔軟性が無くなるから、転んだらそのまま身体を地面に打ち付けてしまう。そのときに手で支えようとすると手を骨折するし、上手く転べなくて骨盤の側面を地面に打ち付ければ大腿骨頸部骨折で歩けなくなってしまう。また家の中でも絨毯に足を取られたり風呂場などで足を滑らせて転倒すると、頭を打ってそのまま死んでしまうと言うことも年寄りにはよくある事故だ。そう言う具合に年寄りになると、ちょ...

太極拳では胴体をひねらない。背筋をまっすぐに保ったまま(中正という)その形を下肢で運んでいくという形になる。これは日本の「ナンバ」に似ている。ナンバも胴体をねじらない動きが基本で、歩くときも右足を出すときに右肩が前に出るような動き方になる。「技アリの身体になる」と言う本を読むと、古武術研究家の甲野善紀(こうの・よしのり)さんは「股関節・肩関節・四点不動」と言う風にナンバの動作を説明されていたようだ...

太極拳では下肢で上体を運ぶ。腰を捻ったり体幹部をねじったりしない。これは第一に呼吸が楽になると言う効果がある。というのも腰を捻ったり体幹部をねじる動作は肺から空気を押し出す動きになるので呼吸が乱れる原因になって、十分な呼吸が出来ないからだ。呼吸に関しては、本によって様々で、たとえば手足を身体に引き寄せるときに吸い、手足を身体から遠ざけるときに吐くと書いている本がある。逆にそう言う作為的なことはせず...

太極拳で体幹をねじらないのには、実は別の理由もあるようだ。というのも太極拳というのは丹田から始動するので、腹の部分をねじらないのだ。丹田というのはヘソの下2〜3寸の所にある温かい塊のあるところであるが、陳沛山(ちん・はいざん)老師は太極拳のインナーパワーで強いカラダになるという本で、「からだ全体の動きを腰が主宰する。太極拳の全ての動きは丹田からでるんですよ。丹田から出た力はまず腰に行き、それから上...

太極拳を練る際には、身体の重心が足の裏のどこに乗っているのかハッキリ意識する必要がある。というのも廣戸聡一さんの「4スタンス理論」によると、身体の回転の軸を足裏のどの位置に作るかで身体の運動の軸が変わり動きやすい動きと、動きにくい動きが出来てしまうと言うからだ。廣戸さんの分類によると、重心の位置によって4つのタイプがあって、それぞれが違った身体の動き方を得意とするらしい。4スタンス理論の分類では、...

太極拳を練習する際に意識すべき事の一つに、重心を足裏のどこに置けばいいのかという問題がある。というのも廣戸聡一さんの「4スタンス理論」によると身体の回転軸を足裏のどこに作るかで、力が入りやすい動きとそうでない動きが異なるそうだから。同氏の分類によると、足裏の前後でまず2つに分けられる。つまり足裏の前半分に軸を作る人を「Aタイプ」足裏の後ろ半分に軸を作る人を「Bタイプ」次に足裏の内側か外側かで分ける...