24式太極拳 起勢(チーシイ)の動画
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24式健康太極拳の1番目は「起勢(チーシイ)」だ。
チーシイとは「始まりの姿勢」と言う意味。
予備式とチーシイをまとめて一つにしている場合もある。
動作自体は非常に簡単で、テーブルクロスを両手でつまみ上げて、かるくバサッと振るようなイメージだ。
ウースタイルの本(英語)には、こういう風に載っている。
- まず両手の指先について考える。
- 指の関節をリラックスさせる。
- 指全部を自然に伸ばす。
- そして指の腹を集めて、それぞれの掌の下に向ける。
- その瞬間、指に弾みが感じられるので、それを利用して両腕を自然に前に上げて、肩の高さまで持ってくる。
- このとき両腕の間隔は肩幅になっているはず。
そう言えば昔、大東流の先生が、指を開くと力が逃げるとかおっしゃってたな。
逆に言うと、指を閉じると力が集まるって言うことらしい。
- この間、視線や重心は動かさない。
- そして心は両掌に焦点を合わせる。
- 身体の感じは、胸が心地よいはず
24式太極拳 起勢(チーシイ)の動画
太極拳、チーシイの続き。
- 体側に垂らした両手の指の間隔をギュッと閉じて、その反動利用して両腕を前の方に上げていく。
- 肩の高さまで上げたら、両手の甲を意識する。
- あとは自然に両腕を落として、親指を太股の骨の横で止める。
- 指先は前方に向け、肘は少し曲げる。
- 同時にひざの力を抜き、徐々に胴体を低くして4分の1スクワット状態になる。
- 膝頭はつま先の垂直面まで持ってくる。
- 下っ腹は少しだけ引いて、目線は前に向ける。
どの程度かは、壁やふすまに向かって両足のつま先を付け、ひざを曲げてみればわかる。
- 重心は両足にかけたままにする。
- 心は手の甲の中心にある「外労宮」に焦点を合わせる。
これは太極気功のやり方らしい。