高探馬 動作説明
このページの目次
更新日:
24式健康太極拳、第12式は高探馬(がお・たんまっ)です。
高探馬というのは、馬に乗る前に、馬の背中をなでて様子を探る動きと言うことらしいです。
(単鞭の終わりから)
- 右手は鉤手をほどき掌を下向きにして降ろす。
- 人差し指主導で右膝前から弧を描いて左膝前まで旅させる。
- さらに右手首が肩の高さになるまで上げる。
- そこで左掌を右に向けて、掌どうしが向かい合うようにする。
- 指先は左向きで、掌の間隔は肩幅くらい。
- このとき体重は右手が左に旅するのに従って左足に移す。
- 目線は左向けて、注意は左掌に集める。
- 左手首の力を抜いて、、指を半分曲げる。
- 胴体はまっすぐにして体重は左右均等にかける。
- 右肘を先導させて胴体を正面に向けていく。
- 次に右ヒザを曲げて体重を右足に移し、右手が右膝の上に来るくらいようにする。
- その間に左手は、左手首を先導させて左手を左膝の上に止める。
- 両方の掌を下向け、右朴歩になる。
- 左足は今、自然に伸びて、上体は直立を保つ。
- 目線は正面左を向き、注意は右掌に置く。
四正太極拳の本の形とも全然違うし。
高探馬 動画
高探馬ほど門派で違う技はない。
なので何が高探馬なのか、色んな動画をみてもよくわからない。
ただし下の高探馬の用法の動画を見る限り、これって柔術や合気道などによくある腕取り(肘関節を押さえて制する技)の手の使い方が高探馬ってことのようだな。
それなら両手の掌を向かい合わせたところからが「高探馬」ってことになる。
両手の平で正面に向かって大きな「つ」の字を描く…という感じで充分じゃなかろうか。
こういう柔術技を練習した経験のある人には、この説明でわかってもらえるかも。