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身体の操作法のいろいろ
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身体を柔らかくするには色んな方法があるので、自分に適した方法が見つかるとラッキーだ。
学校やクラブ活動で習う柔軟体操以外にも、ロルフィングやピラティス、フェルデンクライスというボディーワークなんかが有名だ。
日本では、身体の操作法というのは武術から来ていることが多いが、ヨーロッパではバレエやオペラや舞踏のために、ボディーワークが発達したという歴史がある。
たとえば前回紹介した、筋膜に刺激を与えて緩めるのは、ロルフィングの一つのテクニックで、これはアメリカ の生化学者、アイダ・ロルフによって創られたボディーワークだ。
またヨガと並んで人気のあるピラティスは、第一次世界大戦でドイツ人従軍看護師ジョセフ・ピラティスという人が編み出したベッドの上でできるリハビリテーションが起源である。
またフェルデンクライス・メソッドとは、ウクライナ出身の物理学者、モーシェ・フェルデンクライス創られたボディワークで、演劇を学ぶ人にはよく知られた身体の動かし方だ。
それぞれ元の思想は異なるが、身体を操作することによって柔軟な身体と、体を上手に使うテクニックを身につける点では近いだろう。
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フェルデンクライス式の前屈のコツ
ロルフィングは手技療法なので、直接筋膜の上から圧をかけて緊張をほぐしていきますが、股関節や太股のウラなどを直接伸ばすのではなく、身体の他の部分に働きかけて、柔軟性を得るコツというのもあります。
たとえば三軸調整法だとか、操体法だとか、栗田博士の指回し運動とか。
たとえばこちらはフェルデンクライスメソッドを利用したストレッチプログラムの前屈の動画です。
座位前屈のコツ・動画
(座った状態・長座での前屈)立位前屈のコツ・動画
(立った状態での前屈)- 背中の曲げ伸ばし
- 体幹のひねり
- 座骨の体重移動