首コリ・肩こりの原因は、重い頭が原因
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首コリや肩こりの原因は、一体どこにあるのか。
首コリや肩こりがひどい場合、頭の筋肉も胸の筋肉もこっていることが多いように思います。
要するに頭のてっぺんから、上半身が全てこっている。
私なんかもそうですが肩こりがひどい場合は脇の下当たりはゴリゴリですし、首筋も鎖骨周りも肩胛骨回りも、全てギシギシした状態になります。
なぜこんなに多くの筋肉が緊張しているのか。
よく言われる原因が、頭の重さです。
というのも、人間の頭というのは、重さが6キロもある物体です。
ボウリングのボールで言うと、12ポンドから13ポンドで、あんな思いモノが身体の一番上にあるわけですね。
この6キロもある重い頭を首だけでなく肩や背中、上半身、そして下半身まで使って支えているわけです。
頸椎・脊椎・腰椎を非常に微妙に動かしながら、いろいろな筋肉を上手に使って頭を支えているわけですね。
ところが重い頭を支えるバランスが崩れると、どこかの筋肉に負担が集中します。
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同じ姿勢を続けると、特定の筋肉が硬くなる。
肩こりや首コリが痛いのは、肩周りや首周りの筋肉が痛いくらいにまで緊張しているから。
じゃあなぜこれらの筋肉が緊張しているのかというと、6キロもある重い頭を支えるため。
普段は背骨やその周囲の筋肉が、微妙に動いてうまく支えているんですが、バランスの悪い姿勢を続けると、特定の筋肉に負担がかかって痛み出す。
歩いたり動いているときは良いんですが、止まったり座ったりして動きが制限されると、途端に頭を支えるのが難しくなります。
座骨か太股の裏側に重心を乗せて、背筋がきれいに伸びた状態で座っていても同じ一つの姿勢をずっと続けることはできません。
同じ一つの姿勢だけを何分もとり続けると、しばらくしたら別の姿勢をとりたくなります。
これは一つの姿勢をとり続けると、特定の筋肉だけが緊張し続けて、血流やリンパの流れが滞って、不快感を感じるからですね。
なので普通はそこで体勢を変えたり、身体を動かしたり、あるいは伸びをしたりして、不快感を取り除くわけですね。
ところが何かに集中していたりすると、身体の不快感を感じず、不快状態をそのままにしてしまいます。
テレビゲームやパソコンなどに熱中していたり、本を読んだり書き物をしていると、目線も身体も固定することになるので、そこで身体を固めてしまうわけです。
そうなるとさらに呼吸も浅くなってしまいます。
というのも呼吸筋の所でも書きましたが、呼吸というのは肋骨の外側の筋肉と、横隔膜や腹筋群、それに首の周りの筋肉で行うので、上半身が固まってしまうと、動きが小さくなって呼吸が浅くなってしまうからです。
だから首コリや肩こりがひどくなったら、身体を動かしたりマッサージで、緊張している筋肉を緩めるしかないって事ですね。
ということでこのカテゴリーでは、不快なコリを取り除くという様々な動画を紹介します。