前屈の練習・太股の裏側を伸ばす
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前屈の第一歩は、腹や胸を太股に付けること。
膝は曲がったままで良いので、まずペタッと付ける。
折りたたみ式の携帯電話のように、パタッと折り曲がればOK。
ここまでは、脱力すればいいワケなので、何にも力はいらない。
で、この状態を保ったまま、膝を伸ばしていくという練習をする。
、腹と太股を付けた状態から、ジワジワとハムストリングス筋群を伸ばして、最終的に手のひらを床にピタッと付けるまでヤルって事になる。
練習法としては、座ってやるやり方と立ってやるやり方がある。
まずはやり方をユーチューブにあった動画で見てもらおう。
前屈のコツの動画(再掲)
体育座りからハムストリングスを伸ばしていく方法です。
両腕を太股のウラに回して腹と胸が離れないようにしっかりキープする。
その状態で膝を伸ばしていき、最終的にはまっすぐ伸ばす。
…という感じですね。
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膝は軽く曲がっているのが自然な状態
ユーチューブ動画にあった前屈のコツの動画では、長座(ちょうざ:足を前に投げ出して座る座り方)での前屈だが、立った状態でできる前屈練習の方法もある。
まあ立った状態というか、しゃがんだ状態から尻を上げていくのだけれど。
たとえばこんな感じ。
- しゃがんで手のひらを床に付ける。
- 胸や腹が太股の前面にピッタリ付ける
- 手のひらを床に付けたまま、胸や腹も太股の前面に付けたまま尻を上げていく。
- そのままの状態で30秒くらいキープして、またしゃがむ
- 筋肉が突っ張るて前の楽なところでキープすること!
そのやり方は確か、まず膝を曲げて前屈し、そこから膝を伸ばしていくと言うもの。
だからこのやり方は、それをもっと極端にしたものだと思えばいい。
ただ実は、ここからが難しいし、時間がかかるんだよね。
というのも股関節というのは元々初めから曲がる仕組みだから、曲げるのには脱力ができればいいし、それを邪魔する筋肉は少ない。
ところが膝って言うのは、元々まっすぐには伸びない仕組みで、軽く曲がったままの状態が一番自然な状態。
四つ足の動物を見ても、ホンダのASIMO(アシモ)を見ても、膝は曲がった状態で動くのが当り前で、膝が伸びきる状態というのは滅多にない。
つまり人間の身体には、膝が伸びきらないようにする仕組みがあるって事だ。