姿勢を良くするには骨盤を前傾させ胸を開けば良い

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健康な人は姿勢が良い。 

 

では姿勢を良くするにはどうすれば良いのか。 

 

学校などでは、「背筋を伸ばせ!」とか「胸を張れ!」なんてことが言われますが、これはダメ。 

 

というのもこれは筋力で無理矢理、外形を整える方法で、非常に疲れてしまうから。 

 

見た目だけを良くしようとしているので、これでは動けないし、第一身体をすり減らすやり方です。 

 

我々が求めているのは、リラックスした状態で良い姿勢になることで、そのために必要なのが「骨盤の前傾」なんです。 

 

たとえば椅子に座って、背中が丸まっている時は、骨盤が後傾しています。 

 

リクライニングシートを後ろに倒したような状態で、骨盤が後ろに倒れていると、同時に背中も丸まるわけです。 

 

この状態で、そけい部(太ももの付け根)に「コマネチ型」に掌をおいて、それを下腹部と脚で挟み込むようにしてみると、骨盤が前傾します。 

 

掌を置かなくても、下っ腹を太ももの前面に、ぐーっと押しつけて股関節を閉じる感じでもできます。 

 

股関節を閉じると、骨盤が前傾し、それに伴って丸まっていた背中が伸びて、さらに胸が左右に広がるので、結果的に胸が張ったように見えるわけですね。 

 

つまり、骨盤さえ前傾させれば、背筋は勝手に伸び、胸を張った状態を作りやすくなるわけですね。 

 


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腹を膨らませることによって姿勢を良くする方法

背筋を伸ばすには、骨盤を前傾させれば良い。 

 

そうすれば勝手に背筋が伸び、胸が開く。 

 

では骨盤を前傾させるにはどうすれば良いか。 

 

これにはいろんな方法、というか、いろんなイメージの仕方があります。 

 

私の場合は、下腹を太ももの前面に押しつけて骨盤を前傾させます。 

 

要するに、腹を前に出すイメージですね。 

 

そうすると股関節が緩んで骨盤が前傾します。 

 

しかしある人は「尻尾を立てるイメージ」と言います。 

 

尾てい骨を尻尾に見立てて、それを立てるイメージです。 

 

太ももを内側に絞る」というイメージもあります。 

 

両太ももを、内側にねじっても、骨盤は前傾します。 

 

空手の三戦立ちとか、ブルースリーが香港で習った詠春拳(えいしゅんけん)という武術では、脚を内股にして練習しますが、このときも骨盤が前傾しています。 

 

女性に骨盤が前傾している人が多いのは、脚が内股気味になっているせいでしょう。 

 

ただしこれらの方法では、骨盤を立てるのに多少なりとも力が必要ですし、腰が反り返ってしまうので、腰痛を招きやすいという欠点もあります。 

 

そこでちょうど良い具合に腰を立てる必要があるわけですが、そのためには、背中側を膨らませるというイメージが必要です。 

 

その方法の一つのやり方がこれです。 

 

さとう式リンパケアの方の動画で、骨盤前傾を腹を膨らませて行う方法です。 

 

背骨を中心に360度全方向に息を吸い込む、完全呼吸法に似ていますね。 

 

姿勢を良くするには 背筋を張らない(さとう式リンパケア)動画


このサイトの情報は、様々な不快症状に一時的に対処するための情報です。不快症状が続く場合は、必ず病院で検査して医師の診断を受けてください。
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