僧坊筋・首の側面の筋肉を伸ばす。

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胸鎖乳突筋の次は僧坊筋をゆるめるストレッチです。 

 

僧坊筋というのは、肩こりの時に揉む筋肉ですね。 

 

首の側面側の太い筋肉です。 

 

やり方はまず、左手を背中側に回します。 

 

これで肩胛骨が動かないようにブロックします。 

 

その状態で右手を頭の上を通して、左耳の上あたりを触ります。 

 

ゆっくりと頭を右側に傾けますが、目は上の方に向けます。 

 

痛くならない程度に傾けたところでキープ、そこで深呼吸を数回します。 

 

首をまっすぐに戻して左右反対に同じ事を繰り返します。 

 

僧坊筋のストレッチ 動画

注意点としては、首や肩の周辺には細い筋肉が多いので、無理に頭を強く引っぱらないこと。 

 

首や肩は自由度が高くてグルグル動かせますが、それを制限するのが細い筋肉なので、強い力がかかるとまず細い筋肉から傷んでしまいます。 

 

それから左右必ずやること。 

 

片方だけやると伸びていない側に骨が引っぱられてバランスが崩れます。 

 

骨の位置は骨につながっている筋肉のバランスで決まるので、前後左右上下の6方向に丁寧に伸ばしておく。 

 

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肩甲挙筋のストレッチ動画

次は肩甲挙筋(けんこうきょきん)のストレッチです。 

 

肩甲挙筋というのは肩胛骨を上に引き上げる筋肉で、肩胛骨の内側から頸椎1番と2番につながっています。 

 

頸椎1番というのは環椎といって、ドーナツのようなリング上の形をしている骨なんですが、これがあるから首は360度グルグル回転できるんですね。 

 

で、これが肩甲挙筋で肩胛骨につながっているので、この筋肉が硬くなると、首が上手く回らなくなるって事ですね。 

 

肩甲挙筋を伸ばすストレッチは、(1)左腕を背中に回し、肩胛骨が動かないようにブロックします。 

 

(2)顔を右前方、斜め45度に向けて首を捻ります。 

 

(3)右手の掌を後頭部に当ててしっかり胸を張ります。 

 

(4)顔を下に向けて肩甲挙筋を伸ばします。 

 

角度が微妙なので、胸をしっかり反らすことに気を付けます。 

 

(5)深呼吸してその状態を20秒ほどキープ。 

 

反対側も同様に行います。 

 

肩甲挙筋のストレッチ動画

上手く伸ばせれば、頭がすーっとして姿勢も伸びるような感じがします。 

 

もちろん私の個人的な意見というか感想ですが。 

 

ここまでの四つのストレッチはパソコンの前でも出来るので、ぜひとも習慣にしたいですね。 

このサイトの情報は、様々な不快症状に一時的に対処するための情報です。不快症状が続く場合は、必ず病院で検査して医師の診断を受けてください。
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